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富士市の住みやすさは?概要や子育て環境も解説

富士市の住みやすさは?概要や子育て環境も解説

引っ越しをするとき、転居先の住みやすさや概要は気になるポイントではないでしょうか。
お子さまがいらっしゃる場合は、子育てのしやすさも重視したいところです。
今回は富士市の住みやすさをテーマに、概要や住環境、子育て環境について解説します。
富士市に引っ越しをお考えの方や、市内でマイホームの購入を検討中の方は、ぜひご参考になさってください。

富士市の住みやすさと街の概要

富士市の住みやすさと街の概要

まずは、富士市の住みやすさと街の概要について解説します。

概要1:富士市の基本情報

富士市における、基本的な情報は下記のとおりです。

●位置:東京まで146㎞、大阪まで410㎞、東は沼津市、西に静岡市
●総人口(令和5年4月現在):24万8,368人、男12万3,165人、女12万5,203人
●世帯(令和5年4月現在):10万9,921世帯


富士市は、静岡県の東部に位置する人口約25万人の街です。
過ごしやすく温暖な気候で、市街地において雪はほとんど降りません。
暑すぎず寒すぎず、程よい気候となっており、住みやすさを実感できます。

概要2:富士山を常に感じられる場所

ドアを開ければ、富士山がすぐ近くにあります。
水道の蛇口をひねれば、富士山からの美味しい水が毎日届き、いつも身近に富士山を感じられるのが魅力です。
雄大な富士山と駿河湾を眺めて育った富士市民は、とてもおおらかな人柄なので、移住者を温かく迎え入れてくれるでしょう。

概要3:紙の街として発展してきたエリア

富士市の概要として、紙の街として発展してきたエリアであることも挙げられます。
豊富な水資源、原料である木材の供給地や、製品の消費地への近接といったことなどが背景です。
そのなかでも、衛生用紙(トイレットペーパー、ティッシュなどの家庭紙)については、国内屈指のシェアを誇っています。
近年では、優れた特徴を持ち、さまざまな製品への活用が期待されている、新素材セルロースナノファイバー(CNF)の普及啓発に取り組んでいます。

概要4:自然に囲まれた住みやすさ良好な街

富士市は、北に日本一の山である富士山、南には駿河湾、西には日本三大急流の一つ富士川が流れています。
山・川・海がすべてそろう自然豊かな環境となっており、住みやすさ良好です。
お子さまをお持ちの方が引っ越しをするとき、自然の有無を重視する方も多いのではないでしょうか。
自然が多い富士市は、お子さまをお持ちのファミリーや、のんびりとしたセカンドライフを希望する高齢者にもおすすめの街といえます。

富士市の住みやすさと住環境

富士市の住みやすさと住環境

続いて、富士市の住みやすさと住環境について解説します。

住環境1:首都圏通勤がかなう新幹線駅がある街

富士市が住みやすさ良好な理由の一つが、アクセス環境の良さです。
JR東海道本線・身延線がとおっており、東海道新幹線の新富士駅も市内にあります。
東京駅まで約70分で到着できるため、富士市から東京都心へ通勤することも可能です。
通学に合わせて、モーニングシャトルやぐるっとふじなどのバスの運行もあります。
東名高速道路と新東名高速道路も利用できるため、新幹線や電車だけでなく、車を使う方にとっても便利な住環境といえるでしょう。

住環境2:テレワークに最適

富士市は、民間のコワーキング施設が充実しており、テレワークに最適な住環境です。
動画配信スタジオ併設の施設や、卓球場や体育館が特別料金で利用できるワークスペースなど、さまざまな施設があります。
企業や個人のコミュニティの場としても活用されているので、人脈づくりにも有効的です。
テレワークをしながら都内へいきたいときも便利に移動できるため、住みやすさを実感できます。

住環境3:移住者支援が充実

富士市では、移住者支援が充実しており、安心して引っ越しできます。
その一つが、令和6年4月1日以降の転入者対象とする、テレワーク移住アシスト(富士市先導的テレワーク移住者支援補助金)です。
テレワーク移住アシストとは、県外在住の被雇用人または個人事業主が、テレワークの実施をきっかけに富士市へ転入した場合に利用できる制度となります。
条件を満たすと住宅取得費と住宅賃借費(2か月分)、引越費用と通勤費用(2か月分)の合計、最大50万円が補助されるのが特徴です。
また、富士市地方就職学生支援補助金という制度も設けられています。
富士市地方就職学生支援補助金とは、東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む大学生の、静岡県での就職を後押しするものです。
大学の東京圏内のキャンパス(都内に本部がある)に通学する学生に対し、卒業年度の6月1日以降に実施される、県内企業の採用活動に参加するための交通費を支援します。
移住者支援が充実していることは、移住者にとって大きな安心材料となるでしょう。

住環境4:自然を楽しむスポット

富士市内には、大小合わせて約180の公園があります。
ボール遊びやスポーツを思いきり楽しめる広い公園から遊具が自慢な公園、水遊びができる公園などさまざまです。
自然豊かな場所でキャンプやバーベキュー、アスレチックなど、家族で一日楽しめる公園もあります。

住環境5:祭りや文化祭

富士市では、各地区で住民主体の伝統的な祭りや文化祭などが開催されています。
四季折々のイベントも多いので、住みやすさだけでなく、楽しさを感じながら暮らすことが可能です。

子育て世帯が住みやすさを感じやすい富士市の子育て支援

子育て世帯が住みやすさを感じやすい富士市の子育て支援

最後に、富士市がおこなっている子育て支援について解説します。

子育て支援1:教育施設が充実している

富士市が子育てしやすい理由として、教育施設が充実していることが挙げられます。
安心して妊娠・出産・育児ができるよう、さまざまな支援をおこなっているので、お子さまがいる家庭でも安心して移住できるでしょう。
子育て総合相談センターをはじめ、幼稚園・保育園・認定こども園、小中学校(市内に27の小学校と17の中学校)などの施設はもちろん、児童館もあります。
複合型子育て支援施設みらいてらすでは、お子さまを遊ばせながら、仕事や勉強など多目的に利用できるのが魅力です。

子育て支援2:親子で楽しめる公園や体験スポット

富士市が住みやすさ良好な理由として、親子で楽しめる公園や体験スポットが多いことも挙げられます。
先述のとおり、富士市には複数の公園があり、家族みんなで利用することが可能です。
そのほかにも、富士市の歴史を体験できる富士山かぐや姫ミュージアムや、科学をテーマにした体験館どんぶらやプラネタリウムのある富士川楽座など、遊びながら学べる施設もあります。

子育て支援3:令和6年4月1日以降の転入者対象の富士市子育て世帯Uターン支援補助金

富士市では、子育て世帯(6歳未満の子およびその親がいる世帯、または、母子手帳の交付を受けている妊婦がいる世帯)に対し補助金制度を設けています。
富士市へ再転入すると、自動車購入費や運転免許取得費、子育て用品購入費や住宅賃貸の諸経費、住宅の移転費などの合計が、最大50万円補助されるものです。
購入などの前に申請が必要となる補助金なので、注意なさってください。

まとめ

富士市は紙の街として発展してきたエリアで、山・川・海がそろう自然豊かな環境となっている住みやすさ良好な街です。
テレワークに最適な環境であり、移住者支援も充実しているので、移住先にぴったりといえるでしょう。
手厚い子育て支援が設けられているため、子育て中の方にも適した街です。